(注)このブログには虫画像が掲載されています。苦手な方はご注意願います!!
こんにちは!イトコンです。
キャンプに行くと絶対に遭遇するあの曲者・・・虫。
奴等との戦いはキャンプ場でクルマを降りた瞬間から始まります。
テント設営中に時より耳元を高速で横切るアブの音、タープが蟻まみれ、気付いたら小指の関節が蚊に刺されていた、月を眺めていると蛾と衝突した、、、キャンプ場での虫との接触について挙げ始めたらキリがありませんね。
今日はキャンプ場での虫対策について、虫の種類別に書いていきます!
キャンプ場に出る虫は様々ですが、独断と偏見で種類分けをしてみました。
- 吸血系…蚊、ブヨ(ブユ)、アブ
- 毒系…ハチ
- 夜系…蛾
他にも様々な虫と遭遇しますが、今回はキャンプ場でも特に遭遇率の高い上記の虫に絞って紹介します。
それではカテゴリ別に見ていきましょう。
吸血系昆虫
蚊、ブヨ(ブユ)
吸血系の代表的な虫といえば蚊とブヨです。春から秋にかけてこの二種類の虫は本当に遭遇率が高いですので対策は必須です。
なお蚊とブヨはどちらも同じような大きさのハエ目の昆虫ですが、吸血方法と痒みが異なります。
吸血方法は、蚊はストロー状の口吻を刺して吸血するのに対し、ブヨは肌を直接噛みきって吸血します。ですのでブヨの場合、噛まれた痕が小さくつくことがあります。
またブヨ痒みは、蚊よりも遥かに痒いうえに、腫れが大きく出るのでとても厄介です。
- 長袖、長ズボン
- 肌にかける虫除け
- 蚊取り線香
- 持ち運びタイプの蚊取り線香
- 顔の周りを飛び始めたら猛ダッシュして撒く
- ムヒ等の虫刺され治療薬を塗布
- (特にブヨ)ポイズンリムーバーを使用(刺されて2分以内)
なおポイズンリムーバーは、刺されてから2分以内に使用するのが最も効果的だそうです。
アブ
アブもよく遭遇する吸血系昆虫です。
小振りなサイズの蚊やブヨと違って、大きさはギンバエよりも一回り大きいサイズで、羽音も大きいので近づいてくるとすぐわかります。
ぱっと見た感じお腹に縞々模様があるので、ハチと見間違えてしまうかもしれませんが、ハチと違って明らかにこちらに用がある感じで近づいてきます。
吸血方法はブヨと同じで肌を口で噛み切ってくる手口ですが、ブヨより大きいのでアブに刺された時のほうが痛いです。
- 長袖、長ズボン
- ハッカ油
- 蚊取り線香
- 持ち運びタイプの蚊取り線香
- 顔の周りを飛び始めたら静かに離れて撒く
アブが近づいて来た時に撒く注意点ですが、決して手を振り回す等の大暴れはしないで下さい。
アブは動くものを認知して近寄ってくる習性があるようなので、アブに付きまとわれた際は静かに速やかにその場を離れることをおすすめします。
- ムヒ等の虫刺され治療薬を塗布
- ポイズンリムーバーを使用(刺されて2分以内)
毒系昆虫
ハチ
ハチは蚊やアブと違い、吸血はしないためあまり向こう側から近づいてきたりはしません。
しかしながらこちらから相手を刺激したりした場合は攻撃を仕掛けてきます。
特に毒性の強いスズメバチは要注意です。
- 近寄ったりちょっかい掛けたりしない
- 黒っぽい服は避ける
- 香水等の刺激のある香りのものを付けない
一番の対策は近寄らないことです。
とにかくハチは刺激しないこと!
【刺された時の治療法】
下のページに詳しく載っていますので、こちらを参考にしてください。
内容を抜粋すると、下記の通りです。
1. 症状の確認をする
https://hachi110119.com/knowledge/hachi-sasareta.html
2. 蜂の針を抜く
3. 毒を取り除く
4. 薬を塗る
5. 冷やす
6. 医者へ行く
また、下記の通り、毒を抜くときはポイズンリムーバーを使用しましょう。
この時、口で吸って、毒を吸い出さないようにしましょう。ハチの毒は水に溶けやすいです。吸い出すと唾液に溶けて、歯茎などから入り、口の中でしびれなどが発生する可能性があります。
https://hachi110119.com/knowledge/hachi-sasareta.html
夜系昆虫
蛾(ガ)
ダントツに遭遇率の高い 夜の虫といえば蛾です。
明かりがあるところがとにかく大好きで、夜に外で明かりを灯していると絶対に湧いてきて、何かに憑りつかれたように明かりの周りをぐるぐる旋回するやつらです。
(ただ本当は彼らも「明かりが好き」というわけではなく、「走光性」という習性によって「光に囚われてしまった」哀れなやつらなのですが…http://percipio.fool.jp/koramu/soukousei.htm)
また夜に光に飛んでくる虫は蛾だけではなく、セミやカナブン等の昼の虫も飛んできたりします。
夜の団らん中にセミなんかが突撃してきたらもうパニックです。破滅です。
- 人がいるスペースから少し離れたところにおびき寄せるための強めの照明を用意する(出来れば化石燃料タイプ)
- 人の近くには暗めのLEDランタンを置く
明かりがあると蛾はどうしても寄ってくるものなので、ここはあえて大光量ランタンを人間のいる位置から少し離れた場所に置いておびき寄せてしまう作戦です。肉を切って骨を断つ、みたいな?
あと大光量ランタンはなるべくホワイトガソリンやガス等の化石燃料タイプをおすすめします。LEDの光に比べて虫が認識しやすい波長の光が発しているそうです。
逆にLED系の光は化石燃料タイプに比べて虫があまり寄ってこないので(モノによると思いますが)、LEDランタンは人のいる側に置いておきましょう。
ちなみに僕のコールマンのバッテリーガードLEDランタンはそこまで虫が寄ってこなかったと思います。
まとめ
キャンプ場には上で書いたもの以外でも、アリやムカデ、マダニ等まだまだたくさんの虫がいます。
今回ご紹介出来たのは数多くいる虫のごく一部だけの対処法ですし、これをやったからといって全ての虫を避けられるという訳ではありません。
しかしながら、この記事を参考にしていただき、少しでも虫からの脅威を遠ざけ、キャンプライフを楽しんで頂ければ幸いです。
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