こんにちは!イトコンです。
先日、クルマのエンジンの調子が悪くなった記事を書きましたが、今回はそれの続編です。
症状はざっくり言うと、下記二点でした。
①エンジンからカラカラ音がする
②低回転域でのエンジン挙動が不安定
先日オイルを足すと①は直ったけど、②についてはソレノイドバルブがディーラに在庫がなかったので納入を待ってから交換、という形でいったん置いていました。
そして最近クルマの状態に進展がありました。
結論から言いますと、エンジンは完全復活しました!
今回は、上記②の不具合の原因や、対応にかかった費用等を紹介していきます!
原因はVANOSのソレノイドバルブ、ではなかった?
先日は、おそらくVANOSと呼ばれるカムの位相を変えるシステムのソレノイドバルブが原因と思われるとのことでした。
VANOSとは、エンジンの燃焼タイミングを高速域と低速域で変えるシステムで、これによって低速域ではアイドリングを安定させ、高速域ではパワーを発揮させるようにしているようです。
前回はVANOSのソレノイドバルブの在庫がディーラーに無かったため、ソレノイドバルブをディーラーで発注してもらい、納入したらバルブ交換にしてもらう、とのことで一端終わっていました。
そして今回ディーラーからソレノイドバルブが納入できたとの連絡をいただいたため、ディーラーに赴いて新品に交換してもらうことにしました。
ああこれでやっと直るんだ。直ったらクルマでどこ行こうかな?
そんなことを考えながらディーラーで待つこと二時間。ようやく作業が終わったらしくディーラーのメカニックの方がこちらに来ました。
ウキウキしながら説明を聞いたのですが、結果は「ソレノイドバルブを交換しても直らなかった」とのことでした。
…え?そうなの?
軽くショックでした。原因はバルブだと思い込んでいて、それさえ交換すれば絶対に直るものとばかり思い込んでいたからです。
気を取り直してメカニックの方の説明の続きを聞きます。
曰く、ソレノイドバルブではないが、VANOSシステムが原因でまず間違いないとのこと。
ソレノイドバルブを除くと、カムシャフトか、VANOSシステムのユニット部分だそうです。
そして今回の作業は大がかりになるため、ディーラにクルマを預けて僕は代車生活をすることとなりました。
真の原因:VANOSユニットの不具合
ディーラに預けて2週間。ようやく症状が直ったとの連絡を受けたのでディーラに伺いました。
結果としては、カムシャフトではなく、VANOSユニットの不具合と推定され、そちらを新品に交換するとエンジン回転が不安定になる不具合は消えたとのことです。
実際にクルマが引き渡されてから帰り道に挙動を確かめてみましたが、ものの見事に症状はなくなっていました。
エンジンチェックランプが点灯した原因は不明のまま
前回の記事では、エンジンチェックランプが点灯したのはソレノイドバルブの不具合が原因だと書きました(実際にチェックランプの信号もソレノイドバルブから来ているものでした)。しかしながら今回、ソレノイドバルブ自体に問題はないことが判明しました。
ではなぜエンジンチェックランプが点灯したのでしょうか?おそらくVANOSユニットが不調なためソレノイドバルブもうまく作動せず点灯したのだと思われますが、僕自身この辺の機構について理解していないため詳しいことは分からずじまいになってしまいました。
とりあえず直ったし、修理してから一回も点灯していないので良しとします。
費用
項目 | 価格(円) |
工賃 | 62,208 |
トップリング | 1,145 |
シール | 583 |
ボルト | 1,728 |
VANOSユニット | 60,264 |
合計 | 125,928 |
工賃込みで合計125,928円。。。つらい (*_*)
教訓
今回の私の症状はエンジン回転が不安定になる程度のものでしたが、症状が進むとエンストを起こしたり自走不能に陥ったりしかねない不具合だったと思います。
自分のクルマのちょっとした変化に気づいた場合、早めにディーラに持ち込むのが吉と感じました。あとオイル管理をはじめとする日常点検も怠らずにしっかりとすべきだと改めて思いました。
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